評判のいい就業不能保険「働く人のたより・SBI生命」デメリットはないの?
人気商品を出し続けている
SBI生命。
SBI生命の就業不能保険が「働く人のたより」です。
近年、就業不能保障も多様化し、
各社さまざまなコンセプトを打ち出し
しのぎを削っています。
「働く人のたより」は
万人向けのオーソドックスな
保障スタイルの就業不能保険です。
就業不能保険もいくつかのタイプにわかれる昨今、
幅広くトータルに就業不能保障を考えるのであれば
トップクラスに実力のある保険と言えます。
「働く人のたより」の特徴、
ライバルと比較してメリット・デメリット、
どのような人が選ぶべきか?
そんな視点を記事にしてみました。
働く人のたより SBI生命 評判1 トータルに幅広い就業不能保障
保障スタイルは横並びだった就業不能保険ですが
保障内容も多様化・個性化してきました。
大きくわけて3つのスタイルにわかれます。
1・メンタル疾患保障に特化
2・特定の疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)を中心に保障
3・入院、在宅療養、一時金トータルな就業不能保障
働く人のたよりは3番目の
入院、在宅療養、一時金、広い範囲で
保障が受けられるタイプの就業不能保険です。
保障スタイルの違いがあり
他社と同じ条件で比べづらいのですが
保険料は決して安い方ではありません。
特定の治療に特化した就業不能保険と違い
どのような病気・ケガ・入院etc.でも
なんらかの給付が受けられます。
それを考慮すれば保険料は
かなり安い?!のかもしれません。
就業不能保険を考えるとき最も大切なことは
就業不能の現状を知ることです。
それを知ることが
ムリムダを省いた自分に最もマッチした
保険選びにつながるからです。
近年、
就業不能の原因は多様化しています。
メンタル疾患や短期の入院、在宅療養など
このようなケースが珍しくありません。
入院日数も平均すると約20日程度と
減少する傾向にあります。
国民健康保険・健康保険を使えば
主だった治療費用は
平均で30万円程度です。
もろもろの諸費用を考慮しても
100万円程度の備えがあれば
経済的には間に合う勘定になります。
好みと考え方、ご予算等で
どのスタイルの就業不能保険を選ぶのか
意見のわかれるところかと思います。
どのスタイルの就業不能保険も
考え方やコンセプトに
一理あると言わざるを得ません。
その上で、
個人的には「一時金タイプ」が
無難ではないかと考えています。
なのですが、
「親族・知人が就業不能で苦しんだ」
「だから、手厚く備えておきたい」
このような声を聴くことも多いです。
スタンダードな保障で広く備えたい。
そのような方に「働く人のたより」は
費用対効果に優れた就業不能保険である。
そう言い切ることができます。
働く人のたより SBI生命 評判2 三つの魅力と一つの弱点
SBI生命の働く人のたより。
さらに詳しく特徴をみていきましょう。
この就業不能保険には
大きなメリットが3点あります。
その一つはとてもわかりやすい点です。
保険が契約である以上、
これはとても大切なことだと思っています。
就業不能保険に限りませんが、
保険契約は保障内容や金額を
自分で決めなければなりません。
パンフレットを見て頂くとわかるのですが、
働く人のたよりは全疾病型・3疾病型・がん保障型
の3つが基本プランです。
他のプランもあるのですが、
保障内容の範囲と保険料の違いのみです。
最近は一般の方でも保険を
勉強・研究する方が増えています。
自分にどのような保障が必要なのか?
自分で保障を選択・設計できる。
そのような自信のある方には
この保険は魅力薄かもしれません。
けれども、そうでない方。
保障内容から金額から
何をどう選べば良いかわからない …
とりあえず、働けなくなるリスクが心配で保障が必要だ。
そんな方には迷うことなく
無難な選択が出来るのではないでしょうか。
二つ目のメリットとして
メンタル疾患も保障対象です。
メンタル疾患の保障条件は、
治療を目的とした入院または退院後の医師指示に基づく在宅療養が対象となります。
多くの会社の就業不能保険は、
メンタル疾患を保障対象外としています。
ご存知の方も多いと思いますが、
メンタル疾患は就業不能の原因となることが少なくありません。
しかし、
働く人のたよりはメンタル疾患も保障対象です。
さらに、
給付期間は18か月までであり、
全疾病型においては復帰後の給付はありません。
他社の就業不能保険は
メンタル疾患を保障対象外とするケースが一般的です。
メンタル疾患も保障対象であることは
大きな安心感です。
三つ目のメリットとして、
保険料が安い点があげられます。
これはどんな給付金かと言いますと、
入院しなくても通院・往診さえしていれば、
給付金が受け取れる保障です。
この保障が主契約(基本保障)に
含まれている就業不能保険は
ありそうでありません。
内容的にも優れており、
通算限度日数が1年に120日、
継続して治療が必要な場合は
1年延長できます。
通院が主流となっている
現在の治療の現状と背景を
良く考えポイントをおさえています。
この外来給付金は長期通院に対応でき
使い勝手が良いでしょう。
最後にこの保険には、
弱点が一つだけあります。
それは、障害等級が保障条件に含まれないことです。
就業不能保険の障害等級とは、
「後遺障害が発生した場合、
以後、給付が継続される」
このような制度(保障)のことを言います。
すでに主契約についていたり、
特約でつけたりするものなのですが、
働く人のたよりには
このシステム自体がありません。
障害等級は「なければ困る」
というものでもありません。
けれども、
現場では多くの方が心情的に
必要と思われるケースが多いです。
今後、
これらの改善改良に
期待したいところです。
働く人のたより SBI生命 評判4 どんな人にお勧めの就業不能保険?
マネー雑誌やウェブの保険サイトなどで
働く人のたよりは高い評価を得ています。
その人気もうなずけます。
現在販売されている就業不能保険の多くは
特定の条件に特化したものがメインです。
これは、ある意味、理にかなっており
今後もこの傾向は続くと思われますが、
言い方を変えると、
「後遺障害が発生しても給付金が受け取れない」。
こんなケースも増えていくということです。
オーソドックスに広い範囲を
保障するバランスの良い就業不能保険は
少なくなってきました。
働く人のたよりは
その数少ないシンプルでバランスの良い
就業不能保険のひとつです。
保険料は少し高めかもしれませんが
誰もが働けなくなるリスクを抱える時代です。
生活や健康に留意していても
就業不能になる人を数多く見てきました。
そして、お金のかかるリスクの代表だから
コストはケチるべきではない … …
そんな声を耳にすることも多いです。
目先の保険料の高い安いよりも
就業不能に対してバランスよく広い範囲での
備えを重視しておきたい。
そのような方に
「働く人のたより」は、
お勧めの就業不能保険と言えます。
【スポンサードリンク】