「なないろ生命『なないろがん一時金保険』のデメリットと選択時の注意点」
なないろがん一時金保険
勇気のお守り(がん診断給付型)
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なないろ生命「なないろがん一時金保険」を検討する際のポイント
がん保険を選ぶ際には、保障内容や保険料、給付条件などをしっかりと比較検討することが重要です。なないろ生命「なないろがん一時金保険」は、一時金ベースで保障するがん保険であり、がんと診断された際にまとまった金額が給付されるタイプです。この保険を検討する際のポイントを詳しく見ていきましょう。
一時金の給付条件
なないろ生命「なないろがん一時金保険」の一時金給付条件は、がんと診断された場合に1年に1回、回数無制限で給付されるというものです。2回目以降も診断、入院、通院のいずれかの条件を満たせば給付されるため、安心感があります。特に、上皮内がんも通常のがんと同じ扱いで給付される点は、女性にとって大きなメリットです。
保険料の比較
保険料は高くはないものの、業界最安値クラスではありません。特に男性や非喫煙者の女性の場合、他社の保険の方が安くなることが多いです。喫煙者の女性であれば、なないろ生命の方が安くなる可能性があります。保険料を重視する場合は、他社との比較が必要です。
抗がん剤治療の保障範囲
抗がん剤治療の保障範囲には、健康保険が適用されない自由診療も含まれています。自由診療の抗がん剤治療は高額になることが多く、この点が保障されるのは大きなメリットです。ただし、複数月分の抗がん剤をまとめて受け取った場合、保障が1回分しか受けられない点はデメリットです。
先進医療特約の内容
先進医療特約は、保障期間通算で2,000万円まで保障され、一時金も給付されます。先進医療を受ける際の高額な技術料をカバーできるため、安心です。また、患者申出療養も保障対象に含まれていますが、現状では普及していないため、将来的なメリットとして考えるべきでしょう。
復活制度の有無
なないろ生命には復活制度がありません。保険料の支払いが滞った場合、保険契約が失効し、再契約が必要になります。再契約時には年齢に応じた保険料が適用されるため、保険料が上がる可能性があります。この点は注意が必要です。
総合評価と他社との比較
なないろ生命「なないろがん一時金保険」は、保障内容がシンプルで、一時金給付条件も良好です。しかし、保険料の面でSOMPOひまわり生命「勇気のお守り(がん診断給付型)」と比較すると、やや劣る部分があります。特に非喫煙者の場合、SOMPOひまわり生命の方が保険料が安くなる傾向にあります。したがって、他社との比較は必須です。
まとめ
なないろ生命「なないろがん一時金保険」は、一時金の給付条件や抗がん剤治療の保障範囲が充実している一方で、保険料や復活制度の有無に注意が必要です。他社の保険と比較し、自分に最適な保障内容と保険料を見極めることが大切です。保険ショップでの相談を活用し、最適なプランを選びましょう。