アクサ生命「アクサのネット完結がん終身」のデメリットを徹底解説:保険料の安さと保障内容のバランスを考えるポイント
アクサのネット完結がん終身についてポイント




アクサ生命「アクサのネット完結がん終身」を検討する際のポイント
アクサ生命の「アクサのネット完結がん終身」は、がん保険の中でも比較的保険料が安いことが特徴です。しかし、保障内容が薄いというデメリットもあります。ここでは、この保険を検討する際に注意すべきポイントを詳しく解説します。
保険料の安さと保障内容のバランス
この保険の最大の魅力は、保険料が安いことです。30歳男性の場合、月額1,710円、女性は1,440円と、他社と比較しても手頃な価格設定です。しかし、保険料が安い分、保障内容が薄いという点には注意が必要です。特に、がん診断一時金が1回しか給付されないため、再発や転移に対する備えが不十分です。
がん診断一時金の給付条件
がん診断一時金は、がんと診断された際に一度だけ給付されます。他社の保険では、1年に1回の間隔で条件を満たす限り回数無制限で給付されることが一般的です。再発や転移を繰り返す可能性を考慮すると、給付回数が1回だけでは不安が残ります。
先進医療特約の保障内容
先進医療特約の保障額上限は500万円で、10年ごとに保険料が見直される10年更新型です。他社では、保障額上限が2,000万円で終身型が主流です。先進医療を受ける際の経済的負担を考えると、この保障内容は心許ないかもしれません。
抗がん剤治療の保障範囲
抗がん剤治療特約は、健康保険が適用される範囲内のみが保障対象です。自由診療の抗がん剤治療は保障されません。最新の抗がん剤治療を受ける可能性がある場合、この点は大きなデメリットとなります。また、給付回数が60回に制限されているため、長期にわたる治療には不安が残ります。
特約の選択肢と自由度
がん手術給付特約、がん先進医療特約、がん退院療養特約がワンセットで提供されており、個別に選択することができません。必要な保障だけを選びたい場合には、選択肢が限られてしまう点がデメリットです。
終身払のみの選択肢
保険料の支払い方法は終身払のみで、定年退職を迎える60歳までに支払いを終える選択肢がありません。長期的な支払いを考慮すると、他社の保険と比較して選択肢が狭いことがデメリットです。
まとめ
アクサ生命「アクサのネット完結がん終身」は、保険料の安さが魅力ですが、保障内容が薄い点には注意が必要です。特に、がん診断一時金が1回しか給付されないことや、先進医療特約の保障額が少ないこと、抗がん剤治療の保障範囲が限定されていることがデメリットです。他社のがん保険と比較し、自分に合った保障内容を選ぶことが重要です。