「オリックス生命『ライズ(RISE)』のデメリットを考慮した上での選び方」
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オリックス生命「ライズ(RISE)」を検討する際のポイント
オリックス生命の終身保険「ライズ(RISE)」は、円建ての終身保険の中で非常に高い評価を受けています。特に解約返戻金の返戻率が業界トップクラスであり、保険料も他社と比較して安価であることが特徴です。しかし、保険を選ぶ際にはいくつかの注意点があります。ここでは、「ライズ(RISE)」を検討する際のポイントについて詳しく解説します。
保険料の比較
「ライズ(RISE)」の大きな魅力の一つは、保険料が業界内で最安値クラスであることです。例えば、30歳男性が保険金額500万円、保険料払込期間60歳までの場合、月額保険料は9,700円です。これは他社と比較しても非常に競争力のある価格設定です。しかし、年齢や性別によって保険料は異なるため、自分の条件に合った保険料をしっかりと確認することが重要です。
解約返戻金の返戻率
解約返戻金の返戻率は、支払った保険料に対して解約時に戻ってくるお金の割合を示します。「ライズ(RISE)」はこの返戻率が非常に高く、満期を迎えた直後の返戻率は115.8%に達することもあります。これは、支払った保険料よりも多くの金額が戻ってくることを意味します。ただし、満期前に解約すると返戻率が70%程度に下がることもあるため、解約のタイミングには注意が必要です。
保険金の受取人の指定
「ライズ(RISE)」では、保険金の受取人に同性パートナーを指定することが可能です。これは、一般的な終身保険では配偶者や2親等以内の血族に限られることが多いため、同性パートナーを受取人に指定したい方にとっては大きなメリットです。ただし、指定する際には自治体が発行するパートナーシップ証明書等の提出が必要です。
契約時の手続き
40歳を過ぎると、契約時に必要な書類が増えることがあります。例えば、保険金額が一定額を超えると健康診断書の提出が求められることがあります。特に自営業やフリーランスの方で定期的な健康診断を受けていない場合、手続きが煩雑になる可能性があります。事前に必要な書類を確認し、準備を進めておくことが重要です。
デメリットの考慮
「ライズ(RISE)」のデメリットとしては、満期前に解約した場合の返戻率が低いことが挙げられます。保険料を支払っている期間中に解約すると、解約返戻金は7割程度に減額されるため、長期的な視点で契約を考える必要があります。また、保険料が安いとはいえ、他の保険商品と比較して全ての条件で最安値とは限らないため、複数の保険商品を比較検討することが推奨されます。
まとめ
オリックス生命の「ライズ(RISE)」は、保険料の安さと解約返戻金の返戻率の高さが魅力の終身保険です。しかし、契約時の手続きや解約のタイミングによってはデメリットも存在します。保険を選ぶ際には、自分のライフプランや経済状況に合った商品を選ぶことが重要です。複数の保険商品を比較し、専門家の意見を参考にしながら慎重に検討することをお勧めします。