オリックス生命「キュア・サポート・プラス」のデメリットを考慮した保険選びのポイント
オリックス生命「キュア・サポート・プラス」についてポイント




オリックス生命「キュア・サポート・プラス」を検討する際のポイント
オリックス生命の「キュア・サポート・プラス」は、持病がある方や過去に大病を経験した方でも加入できる緩和型医療保険です。この保険を検討する際には、いくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。以下にそのポイントを詳しく解説します。
加入条件と保障内容の確認
「キュア・サポート・プラス」の加入条件は、最近3か月以内に医師から入院・手術・検査をすすめられていないこと、過去2年以内に病気やケガで入院または手術を受けていないこと、過去5年以内に特定の病気で医師の診察・治療を受けていないことが条件です。これらの条件を満たすことで加入が可能です。
保障内容は、入院給付金や手術給付金が主契約として含まれ、オプションで先進医療特約や重度三疾病一時金特約などを選択できます。保障内容はシンプルで、必要最低限の保障が揃っています。
保険料の比較
保険料は他社の緩和型医療保険と比較して平均的です。例えば、40歳男性の場合、月額保険料は3,575円で、他社と大きな差はありません。保険料が安くも高くもないため、予算に応じて選択することができます。
先進医療特約の注意点
先進医療特約は、契約から1年間は保障額が半額となる点に注意が必要です。これは、契約初年度に先進医療を受けた場合、保障額が減少することを意味します。最近の保険商品ではこの制限が撤廃されつつあるため、この点はデメリットといえるでしょう。
オプションの選択肢
オプションの種類は他社と比較してやや少ないです。例えば、抗がん剤治療特約や女性特有の疾病に対する特約がないため、特定のニーズに応じた保障を求める場合には他社の保険商品も検討する必要があります。
重度三疾病一時金特約のメリットとデメリット
重度三疾病一時金特約は、がん、急性心筋梗塞、脳卒中に対して一時金を受け取れる特約です。給付間隔が1年に1回である点や、上皮内がんも保障対象である点はメリットです。しかし、心臓と脳の保障範囲が限定されている点や、がんの2回目以降の給付条件が入院に限定される点はデメリットです。
終身保険特約の検討
終身保険特約は、亡くなった場合に備える特約で、最大1,000万円までの保障額を選択できます。しかし、長生きした場合には支払った保険料が保障額を超える可能性があるため、慎重に検討する必要があります。
まとめ
オリックス生命「キュア・サポート・プラス」は、持病がある方でも加入しやすい緩和型医療保険で、必要最低限の保障が揃っています。しかし、先進医療特約の初年度の制限やオプションの少なさなど、いくつかのデメリットも存在します。保険料は平均的で、オリックス生命の安定感が魅力ですが、他社の保険商品と比較しながら、自分のニーズに最適な保険を選ぶことが重要です。