私の生命保険に対する考え方はおかしいのでしょうか?

結論:
保険の選び方は個々の状況に応じて異なる。
私の生命保険に対する考え方はおかしいのでしょうか?
生命保険について考えるとき、私たちは自分自身や家族の将来を見据えた選択をしなければなりません。
特に、家族を持つとその責任は一層重くなります。
私の夫は34歳の会社員で、年収は390万円、手取りは月20万円です。
私は28歳の専業主婦で、1歳の子供がいます。
将来的にはもう一人子供を持ちたいと考えています。
現在、私たちの貯金は約650万円で、賃貸マンションに住んでおり、持ち家を購入する予定はありません。
夫の会社は小規模で、昇給や退職金がないため、保険料が値上がりしない終身保険を選び、早めに払い込みを終わらせることを検討しています。
また、月々の保険料を安くするよりも、トータルでの支払いを抑えることを重視しています。
保険の見積もり内容
具体的には、以下の保険を見積もりました。
まず、東京海上日動あんしん生命の長割り終身保険です。
死亡時の保険金額は300万円で、保険期間は終身です。
総保険料は1718100円で、年払いで10年間支払います。
満期にあたる10年未満に解約すると元本割れしますが、10年後以降は払い込み金額を上回ります。
子供の教育資金が不足した場合には、解約して使う予定です。
次に、医療保険のメディカルミニ(60日型)です。
入院保険金額は5000円/日で、保険期間は終身です。
総保険料は1073220円で、月2885円、65歳で払い込みが終了します。
日帰り入院にも適用され、手術時には一時金が支給されます。
最後に、がん治療支援保険です。
保険金額は200万円で、保険期間は10年の掛け捨てです。
総保険料は247920円で、月2066円を10年間支払います。
がんと診断された場合には200万円が支給され、がん入院時には20000円/日が支給されます。
保険に対する私の考え
これらの保険に加入することを勧められていますが、私自身はがん保険はまだ必要ないのではないかと考えています。
他の保険会社からは、子供が小さいうちは保障が必要だが、10年後には不要になる保障を削っていくべきだと提案されました。
私の考え方は、長期的な保障を重視しているため、これには賛同できませんでした。
私の考え方はおかしいのでしょうか?
保険の必要性と保障内容
まず、死亡保障について考えます。
子持ちの専業主婦として、夫の死亡保障が300万円では少ないのではないかと思います。
夫が亡くなった場合、私がすぐに就職できるかどうかは不透明です。
また、終身保険を学資に使うことは可能ですが、使ったらその後の死亡保障がなくなります。
死亡保障は「その人が亡くなると収入が減って困る」から入るものです。
従って、収入のない専業主婦や定年以降は、終身保険は必要ないかもしれません。
定期保険なら安価で、60歳まで入っておけば値上がりもありません。
次に、医療保険についてです。
この保険の総保険料を見て、元が取れないのではないかと感じました。
大手術をしても、受け取れる金額は限られています。
650万円の貯金があるなら、医療保険に入る代わりにその一部を「医療保険に入ったつもりの預金」として置いておくのも一つの手です。
がん保険については、将来的に保険料が上がる可能性があるため、今のうちに考えておく必要があります。
保険の選び方と考え方
私の考え方は、保険に加入することが必ずしも正解ではないということです。
保険は一旦入るとやめるのが難しいため、じっくり考えることが重要です。
周りを見渡すと、低収入や失業が原因でお金に困ることが多いと感じます。
そのため、あれこれ保険に入るよりも、貯蓄を重視した方が良いのではないかと思います。
私の考え方は、決しておかしいわけではありません。
むしろ、じっくり考える姿勢は素晴らしいと思います。
保険は家庭によって必要な内容が異なるため、自分たちの状況に合った選択をすることが大切です。
私たちの家族にとって、どのような保障が必要なのか、しっかりと話し合って決めていきたいと思います。
箇条書きメモ
– 生命保険の必要性についての考え方
– 夫の死亡保障が300万は少ない
– 終身保険は不要
– 医療保険の総保険料が高い
– 貯金を活用する選択肢
– がん保険の必要性に疑問
– 保険の選択肢は多様
– キャッシュフロー表の重要性
– 万が一のシミュレーションが必要
– 保険加入は慎重に考えるべき
Yes