ソニー生命の終身保険への変更は本当に得策ですか?保険と貯金の分離は損になりますか?





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「irish-law」保険チーム

23年間にわたる生命保険会社および損害保険会社での実務経験、7年間にわたるFP系出版社での執筆・校閲経験のあるプロフェッショナルをはじめ、MDRT受賞経験者などチームで活動する保険メディア運営チーム。公平中立な立場による情報をお届けします。


保険ナイショの話
保険ナイショの話
ソニー生命の終身保険への変更を勧められましたが、保険と貯金を分ける考え方は損ですか?

結論:
掛け捨て保険の方が合理的。

ソニー生命の終身保険への変更は本当に得策ですか?保険と貯金の分離は損になりますか?

最近、ファイナンシャルプランナー(FP)から、定期保険から終身保険への変更を勧められた方が多くいます。

その中でも、特にソニー生命の終身保険に関する相談が目立ちます。

例えば、ある家庭では、オリックス生命のファインセーブという定期保険に加入しており、死亡保障が2000万円で、月々の保険料は約5000円です。

FPからは、定期保険は掛け捨てであり、60歳まで保険料を払い続けても、解約払戻金がないため、実質的に200万円を失うことになると説明されました。

その一方で、ソニー生命の終身保険に変更すれば、同じ2000万円の保障を持ちながら、最低2%の利率があるため、60歳で解約しても約1400万円が戻ってくると説明されました。





この説明を受けた際、納得したものの、後になって考えると、終身保険は保険と貯金が一体化したものに感じられ、シンプルな保険を求める自分には合わないのではないかと疑問が生じました。

保険と貯金の分離は本当に損なのか?

まず、保険と貯金を分けることが本当に損になるのか、考えてみましょう。

保険は、万が一の事態に備えるためのものであり、経済的な補填を受けるための手段です。

定期保険は、掛け捨てであるため、月々の保険料は安く、必要な保障を確保することができます。

一方、終身保険は貯蓄機能を持ち合わせているため、老後の資産形成には向いているかもしれませんが、60歳までに解約すると元本割れするリスクがあります。

また、現在の低金利環境では、終身保険の利率が固定されることのリスクも考慮する必要があります。

特に、インフレが進行した場合、固定された利率では資産が目減りする可能性があります。

FPの説明の信頼性について

FPからの説明が本当に信頼できるものかどうかも重要なポイントです。

FPは保険販売を専門とするわけではなく、保険募集人が実際に保険を販売します。

そのため、FPのアドバイスが必ずしも中立的であるとは限りません。

特に、特定の保険商品を勧める場合、その背景には販売手数料などの利害関係が存在することもあります。

したがって、保険の相談をする際は、複数の保険会社を取り扱う中立的な立場の代理店に相談することが望ましいでしょう。

キャッシュフローの重要性

保険の選択をする際には、キャッシュフローを考慮することが重要です。

毎月の保険料が3.5万円になる場合、その支払いが家計に与える影響をしっかりと把握する必要があります。

キャッシュフロー表を作成し、学費や住宅ローンなどの支出を考慮に入れた上で、保険料の支払いが可能かどうかを確認することが大切です。

また、住宅ローンの返済と保険料の支払いを同時に行うことは、経済的に厳しい状況を生む可能性があります。

結論としての選択肢

最終的に、保険と貯金をどう組み合わせるかは、個々の価値観やライフプランによります。

保障と貯蓄を分離することも、兼ねることも、どちらも一理あります。

重要なのは、自分自身のライフプランに合った選択をすることです。

もし、今後の教育資金や生活資金が必要になる時期が迫っているのであれば、終身保険に頼るのではなく、まずは掛け捨ての保険で必要な保障を確保し、余剰資金を貯蓄に回す方が合理的かもしれません。

保険と貯金の分離が損になるかどうかは、結果論であり、最終的には自分のライフプランに基づいた選択が重要です。

このように、保険の選択は慎重に行うべきであり、必要な保障を確保しつつ、将来の資産形成も考慮することが求められます。

箇条書きメモ

– FPからの提案、定期保険から終身保険への変更
– 現在の保険、オリックス生命のファインセーブ、死亡保障2000万、月5000円
– 終身保険の利点、解約時に払った保険料が戻る可能性
– 月5000円から3.5万円への保険料増加
– 保険は保険、貯金は貯金という考え方の重要性
– 終身保険のリスク、解約時の元金割れの可能性
キャッシュフロー表の作成が必要
– 住宅ローンとのバランス、無駄な努力の可能性
保障と貯蓄の分離が基本
– 特約部分への注力が必要、治療費の増加に注意

Yes



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