複数のExcelファイルの選択シート名を配列に格納する方法は?
Contents
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 配列の宣言 | 最初に空の配列として宣言します(例:Dim sheetNames() As String)。 |
| ReDimでサイズ変更 | シートの数に合わせて一時的にサイズを拡張しながら格納します。例:ReDim sheetNames(totalSheets – 1) As String。 |
| シート名取得 | 選択されたシート名を順次配列に格納します。例:sheetNames(i) = ws.Name。 |
| ループ処理 | 複数のブックやシートを順に処理します。例:
|
複数のExcelファイルの選択シート名を配列に格納する方法は?
複数のExcelファイルから一気にシート名を集めたい、そんなときに役立つのがVBAの配列操作とReDimのテクニックです。
ちょっとしたポイントさえ押さえておけば、面倒な作業もぐっと効率的にこなせるようになるんです!
この方法を知っていると、シートの管理や名前一覧の作成、またはさらなる自動化も心配無用に。
今回は、シート名を配列に格納して扱う基本の流れと、複数のファイルをまたいで一気に処理するコツについて詳しく解説します。
これさえ覚えれば、「わかりやすい一覧表作成」や「作業の自動化」がぐっと身近に!
続きを読めば、動的配列の扱い方のコツだけでなく、実用的なコード例もバッチリ理解できるはず。
今まで手作業だった作業時間も、きっと短縮できますよ!
複数のExcelファイルのシート名を配列に格納して取り扱う方法について詳しく解説します
シート名を一覧で取得したい、そんなときに役立つのがVBAの配列とReDimの組み合わせです。
ただ、最初の段階でちょっとだけポイントを押さえておくと、かなり効率的に作業できるので、そのコツをご紹介しますね!
まず、複数のExcelファイルの中から、選択したシートの名前だけを配列に格納したい場合の基本的な流れを整理しましょう。
表にまとめると、理解しやすいです。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 配列の宣言 | 最初に空の配列として宣言します(例:Dim sheetNames() As String)。 |
| ReDimでサイズ変更 | シートの数に合わせて一時的にサイズを拡張しながら格納します。 |
| シート名取得 | 選択されたシート名を順次配列に格納します。 |
| ループ処理 | 複数のブックやシートを順に処理を行います。 |
ポイントは、「動的配列の扱い」と「ループの中での配列拡張」です。
理解しておくと、かなり使い勝手が良くなりますよ!
では、実際のコード例を交えて詳しく解説します。
まず、選択シート名を配列に格納するための基本的な流れはこんな感じです。
複数ファイルの選択シート名を一覧化!Excel VBAで配列に格納するコツは、ReDimを正しく使いこなすこと💡シート数に合わせて配列を動的に調整できるんです! #ExcelVBA #シート一覧
このツイートは、配列のダイナミックな扱い方のコツを示しています。
それでは、コードの全体像とポイントを解説しますね。
ステップ1:配列の宣言と初期化
まずは、シート名を格納するための配列を宣言します。
このときは、何も要素を持たない状態で宣言しましょう。
Dim sheetNames() As String
Dim totalSheets As Long
Dim i As Long
このsheetNames()は「動的配列」です。
この状態だと、配列の中身は空のままです。
次に、対象のブック内の選択範囲のサイズを確認し、その数だけ配列を拡張します。
ステップ2:配列のサイズ調整と格納
例として、選択されたシート数を取得し、その数に合わせて配列を ReDim します。
totalSheets = Application.ActiveWindow.SelectedSheets.Count
ReDim sheetNames(totalSheets - 1) As String
これによって、「選択されたシートの数」にちょうど合った配列が準備できるのです。
次に、ループ処理を行ってシート名を格納します。
ステップ3:シート名の取得と格納
以下のように、選択されたシートを順に取り出し、その名前を配列に格納します。
i = 0
For Each ws In Application.ActiveWindow.SelectedSheets
sheetNames(i) = ws.Name
i = i + 1
Next ws
これにより、選択したシートの名前が、配列にきちんと収納されるわけです。
きちんと配列のサイズを都度調整しているため、エラーも発生しにくくなります。
【補足】複数のファイルをまたいでシート名を取得したい場合
この場合は、各ブックを開いて、その中の選択シートを逐一処理し、その都度配列に追加します。
そのときは、配列の再拡張の際にReDim Preserveを使うのが便利です。
例:
Dim allSheetNames() As String
Dim totalSheets As Long
Dim i As Long
Dim currentCount As Long
i = 0
currentCount = 0
ReDim allSheetNames(0 To 0) As String
For Each wb In Application.Workbooks
If wb.Name <> ThisWorkbook.Name Then
For Each ws In wb.Sheets
ReDim Preserve allSheetNames(0 To currentCount)
allSheetNames(currentCount) = wb.Name & " - " & ws.Name
currentCount = currentCount + 1
Next ws
End If
Next wb
こうすれば、ブックをまたいでシート名を一つの配列に全部格納できます。
【最後に少しコツ】
配列の扱いは、少しの工夫でぐんと便利になります。
特に、ReDim Preserveを使えば、不要な制限なくサイズを拡張できるのです!
また、シートの選択状態だけでなく、シート名だけ先に集めて表示したり、処理に活用したりといった使い方も自由自在です。
何事も、「ちょっとしたコツ」を覚えるだけで作業がみるみる楽になりますから、ぜひトライしてみてくださいね!
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