FILTER関数が使えない場合、代替方法は何ですか?
Contents
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 方法その1:インデックスと照合関数を組み合わせる |
・便利な例: =TEXTJOIN(“,”,TRUE,IF($C2:$I2=$A$13,$C$1:$I$1,””)) ・配列数式として入力し、Ctrl + Shift + Enterで確定させる必要あり。 ・これにより、条件に合った複数の名前をカンマ区切りで一覧化できる。 ・注意点:Excelの設定によって自動で動かないこともあるため、範囲内で確定させる必要がある。 |
| 方法その2:VBAマクロを使う |
・Visual Basic for Applications (VBA)を使用し、条件に合うデータを自動的に抽出・結合可能。 ・例: 下記のコードは、指定範囲内の値が条件に一致した場合、それらをカンマ区切りで結合し、セルに出力する。 Sub ConcatenateIf()
Dim rng As Range
Dim result As String
Dim cell As Range
Dim criteria As String
criteria = Range("A13").Value
Set rng = Range("C2:I2") ' 必要に応じて変更
For Each cell In rng
If cell.Value = criteria Then
result = result & cell.Offset(0, -cell.Column + 1).Value & ","
End If
Next
If Len(result) > 0 Then
result = Left(result, Len(result) - 1)
End If
Range("J2").Value = result ' 出力セル
End Sub
|
| 方法その3:パワークエリを使用 |
・データを縦持ちに変換し、条件の絞り込みとグループ化を行う。 ・操作手順: 1. データを選択し、「テーブルとして読み込み」または「Power Queryエディタで開く」 2. データをアンピボットし、縦長に整理 3. 条件列でフィルターをかける 4. 「グループ化」機能を使い、「名前の一覧化」や“結合”設定 ・公式のドキュメントやチュートリアルを参考に学習できる。 ・例:Microsoft公式ページ(https://docs.microsoft.com/ja-jp/power-query/) |
FILTER関数が使えない場合、代替方法は何ですか?
条件に合ったデータだけを素早く抽出したいのに、FILTER関数が使えないなんて、ちょっとショックですよね
でも安心してください、実はいくつかの意外と簡単な工夫やツールを駆使することで、同じことができちゃうんです
これから、その便利な裏技や、ちょっと高度なテクニックを丁寧にご紹介しますね
知らずにいると損しちゃうかもしれない、その方法の数々を、私の経験も交えながら詳しくお伝えしますので、どうぞお楽しみに!
この先を知れば、作業が一気にラクになり、ちょっとした工夫でプロ並みの仕上がりも夢じゃありません
気になるポイントや、実例も交えて解説しますので、読むだけであなたのExcelスキルがぐっとアップしますよ!
FILTER関数の代替となる方法についてお話ししますね
まず、フィルターの役割は条件に合ったデータだけを選び出すことですよね。
ご案内の通り、FILTER関数はとっても便利ですし、使いたい気持ちもよくわかるのですが、やはり一部のExcelバージョンでは使えないケースがあります。
そこでは、ほかにどんな方法があるのか、私なりに考えてみましたので、いくつかのアイデアをお伝えしますね。
まず、基本的な考え方は、「条件に合った複数のデータを抽出し、それらを1つのセルにまとめて表示する」ことです。
さて、そのための代替策としては、以下のようなものがあります。
方法その1:インデックスと照合関数を組み合わせる
前に教えた=IFERROR(INDEX($C$1:$I$1,MATCH($A$13,$C2:$I2,0)),””)も、一部の場合では便利ですが、複数の一致を一度に取り出すことはできません。
そこで、少し工夫するのが、複数の一致を検出し、その名前をすべて繋げる技です。
例えば、以下のような式を組むことになります。
| セル例 | 内容 |
|---|---|
| = | TEXTJOIN(“,”,TRUE,IF($C2:$I2=$A$13,$C$1:$I$1,””)) |
ただし、この式はそのままでは使えません。
なぜなら、FILTER関数が使えないExcelでは、配列数式として入力し、**Ctrl + Shift + Enter**で確定させる必要があるからです。
具体的には、
【Excel配列数式のコツ】
FILTER関数が使えなくても、
=TEXTJOIN(",",TRUE,IF($C2:$I2=$A$13,$C$1:$I$1,""))の式は、
Ctrl + Shift + Enterで確定して使います!
これで該当する複数の名前を、カンマ区切りで一覧できます。
ただし、注意点としては、Excelの設定によって自動的に動かない場合もあるので、その場合は一度式入力後、ひとたび範囲内で確定させることをおすすめします。
方法その2:VBAマクロを使う
少し高度な方法ですが、Visual Basic for Applications(VBA)を使えば、条件に合う複数のデータを自動で抽出して結合させることが可能です。
たとえば、以下のようなVBAコードを書いておくと、対象データの条件に合致した値を一つのセルにまとめて表示できます。
Sub ConcatenateIf()
Dim rng As Range
Dim result As String
Dim cell As Range
Dim criteria As String
criteria = Range("A13").Value
Set rng = Range("C2:I2") ' 必要な範囲に合わせて変更
For Each cell In rng
If cell.Value = criteria Then
result = result & cell.Offset(0, -cell.Column + 1).Value & ","
End If
Next
If Len(result) > 0 Then
result = Left(result, Len(result) - 1)
End If
Range("J2").Value = result ' 出力先セルを指定
End Sub
これを実行すれば、複数の名前が自動的に一つのセルに結合され、煩わしい手作業が省けます。
方法その3:パワークエリを使用
とても強力なツールです。この方法が一番確実で多くの場面で使い勝手も良いです。
まず、データを整形して縦持ちに変換し、必要な条件でフィルターした後、グループ化とText.Combineを使って一覧化します。
具体的な操作は、次のようになります。
1. Excelのデータを選択し、「データ」タブの「テーブルとして読み込み」または「Power Queryエディタで開く」を選ぶ。
2. データを縦持ちに変換(アンピボット)して、各行に対象の条件を持つレコードを整理。
3. 条件列でフィルターをかけて絞り込み。
4. 「グループ化」の機能を使い、「名前の一覧化」や“結合”を設定してカンマ区切りのリストを作る。
実はこの手順は、AIがコードを書いてくれることも多くて、Microsoft公式ページやチュートリアルを参考にしながら学ぶのも簡単です。
【参考】Twitterでの投稿も見てみてください。
Excelのパワークエリ、めちゃ便利です!
複数条件の抽出も一瞬でできるし、
VBAよりもやさしいのが嬉しいポイント。
#Excel #PowerQuery
### まとめ
これらの方法を使えば、FILTER関数が使えなくても、条件に応じた複数のデータを一つのセルにまとめることは十分に可能です。
ただし、最適な方法はお持ちのExcelのバージョンや使い慣れたツールに合わせて選んでください。
どれも少しの工夫次第で作業時間が大幅に削減され、結果もきちんと希望通りに仕上がりますから、ぜひトライしてみてくださいね。
Yes