新生きるためのがん保険Days アフラックの評判 知名度・契約件数NO.１のガン保険ではあるが…
ガン保険と言えばアフラック。
アフラックのガン保険は
シェアの７割を占めているといわれています。
もしかしたら、これを読んでいる方も
一度くらいアフラックガン保険の提案を
受けたことがあるかもしれませんね。
アフラックのガン保険が
「新生きるためのガン保険Days」
この春2018年4月に新しくなりました。
知名度が高く、抜群の契約件数を誇る、
アフラック社のガン保険ですが
内容はどうなのでしょうか？
他社ガン保険と比較して特徴、メリット、
デメリットはどんな点なのでしょう？
今日はそんな疑問に答えてみようと思います。
新生きるためのガン保険Days アフラック
評判１ 抗がん剤治療への保障の厚さが特徴
パンフレットから契約の一例をあげてみます。
スタンダードプラン 保障内容
保険期間：終身 払込期間：終身
解約返戻金：なしタイプ
・ガン診断給付金：50万円（上皮内５万円）
・特定診断給付金：50万円
・診断給付金複数回支払い特約：あり
・入院給付金・通院給付金：１万円
・手術、放射線治療：20万円
・特定保険料払込免除特約
・抗がん剤治療給付金：５～10万円
・先進医療保障：2000万円
※一部10年更新の特約があります。
以下、保険料です。
契約年齢 男性 女性
20歳 2534円 2534円
30歳 3394円 3485円
40歳 5025円 5159円
50歳 8128円 6831円
60歳 13693円 8521円
70歳 20940円 10392円
診断一時金をはじめ、入院、手術、
幅広く、バランスよく
ガン治療全体を保障しています。
特に、
抗がん剤特約が厚いのが
特徴ではないでしょうか？
抗がん剤治療、ホルモン療法を受けた月に、
最大10万円が受け取れます。
新生きるためのガン保険Days アフラック
評判２ 他社にないコスパに優れた特約あり
スタンダードプランにない保障ですが、
緩和治療を受ける場合対象になる
がん「緩和療養特約」に注目です。
疼痛（とうつう）緩和の治療から
在宅療養、神経ブロックを使う
入院通院を対象にしています。
どうしても必要な保障では
ないかもしれませんが特約保険料は数百円。
現在、数あるガン保険の中でも
「緩和療養特約」に関しては
最も優れているでしょう。
もうひとつ、変わったところでは、
「外見ケア特約」があり
これも保険料はかなり安いです。
がん治療での脱毛、顔や頭部、
手足指の切除があると10万～20万円が
１回だけですが給付金が下ります。
旧Daysと比べて進化している点が
二回目以降のガン診断給付の条件の
ハードルが下がっています。
以前は「入院」が必要でしたが
新Daysは2年経過後に「所定の通院」で
適用されます。
所定の通院とは
手術、放射線、抗がん剤、
いわゆる三大治療での通院です。
それと、旧Daysは、
保険料払込免除がなかったのですが
付けられるようになりました。
後述しますが、条件は厳しめです。
そのかわり保険料は安く
この特約保障を望む方は多いでしょう。
さらに、このガン保険は持病があり
加入できなかった人でも契約が可能。
正規と比べ3倍近い保険料ではありますが…
保険料は高くともどうしても入りたい！
このような方がいらっしゃるのも事実で
ありがたい存在ではないでしょうか。
この保険に限りませんが、アフラックでは、
プレミアムサポートという
健康・医療に関する無料サービスがあります。
ガンをはじめとして、
いざ困った状況になればなるほど
有用な情報が明暗をわけます。
利用価値は高いと思われます。
新生きるためのガン保険Days アフラック
評判３ 決して安いとは言えない保険料
他社ガン保険と比べ差別化できる点、
競争力のある点をお伝えしましたが
注意点はないのでしょうか？
まず、
アフラックのガン保険と言えば安い！
このイメージを持つ方は多いでしょう。
ですが、2018年現在、
他社と比較して保険料は安くはありません。
高めの部類と言ってもいいでしょう。
保障範囲は広く内容も悪くはありませんが
10年更新の特約もあり将来的なことも含め
やや割高感を感じました。
保障内容に関しても細かく見ていくと
ガン保障のキモとなるガン診断一時金。
これが、
上皮内新生物の場合10％に削減されます。
現実問題、上皮内新生物の場合は
大きな治療費はかからないものなのですが
同額を保障する商品も多い中見劣りします。
そして、新Daysの診断一時金は
「複数回支払い特約」を
つけなければ２回目以降は受け取れません。
また、２回目以降は、2年経過していて
入院または手術・抗がん剤治療・放射線治療
をしないと対象になりません。
保険料払込免除特約も保険料は安いのですが、
通常、ガンと診断されたら払込免除に対して
アフラックは
「診断から２年以内に30日以上の入通院」
「2年経過時点で入院か所定の治療をした」
このような条件が付き他社と比べると
受給・該当の要件に厳しさを感じます。
それと、
商品がパーッケージ化されており
細かい設定がしずらいのが特徴です。
ある程度保険知識がありご自身で
保障内容と保険料の調整をしたい方には
不自由さを感じるかもしれません。
新生きるためのガン保険Days アフラック
評判４ 広い範囲のガン治療を保障するが…
ガン診断一時金、入院、手術etc.
保障できる範囲の広い保険で
全てに厚く保障を求める方にはお勧めです。
そのかわり、保険料はやや割高で
コスパを追求する方には
物足りないかもしれません。
かつては、
ガン保険と言えばアフラックの独壇場。
そんな時代がありました。
先にもお伝えしましたが
国内のガン保険契約数は
ダントツのNO.１を誇っています。
ですが、近年は他社も激しく追従し
商品と価格だけ見れば必ずしも
トップとは言えなくなってきています。
新Daysのコンセプトは
ある意味合理的ということも出来ます。
費用がかからない症状には給付金は少なく
多くかかりそうな症状には給付金は多く
そのような傾向が見えます。
保険料がやや高めではありますが
このガン保険に入っておけばがん治療費用で
困るということは少ないでしょう。
注意する点でもお伝えしましたが
細かな点で他社に見劣りする部分が
あることは否めません。
けれども、
それを感じさせないブランドイメージ、
知名度、安心感がこのガン保険にはあります。
これは、アフラック社が販売網も含め
長い年数をかけて培ってきたもので
他社が簡単には覆せないものなのでしょう。
生命保険・ガン保険も商品である以上
これはとても大切なことです。
逆に、アフラックのガン保険というだけで
注目・差別化される時代では
なくなってきています。
営業でこの保険を取り扱う人たちも
以前と同じスタイルではこれからは
難しくなるのでないでしょうか？
ガン保険・ガン保障に何を望むのか。
あなたの基準を明確にすることから
良い保険選びが始まっていきます。
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