フェミニーヌ 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の評判 掛け金は高い!それでも人気の理由は?
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の
(以下、ひまわり生命と略)
女性専用の医療保険がフェミニーヌです。
ベッキーのCMでお馴染みですね。
女性誌で保険特集があると
必ず取り上げられるくらい
人気・知名度の高い医療保険です。
「カケステでなくボーナスが戻ってくる」
「女性特有の病への保障が充実している」
「ひまわり生命のイメージがいい」
これらが人気の秘訣のようですが
メリットばかりの保険はありません。
注意点はないのでしょうか?
今日はひまわり生命のフェミニーヌの
メリット・デメリット・
どんな人に向いているか?
このような視点から記事にしてみました。
フェミニーヌ ひまわり生命 評判1
3年ごとにボーナスが受け取れる
まずは特徴・ポイントを箇条書きにします。
・3年ごと生存給付金=ボーナスが受け取れる
・ガン保障・死亡保障もつく
・1入院180日まで保障(三大疾病は無制限)
・女性特有の病気で入院の場合保障が上乗せ
・15年更新なので15年後保険料はあがる
・がん診断給付などはつかない
パンフレットから契約の一例をあげます。
保険期間:15年
入院保険日額:5000円
生存給付金:75000円
先進医療特約付き
契約年齢 保険料
20歳 4829円
30歳 5094円
40歳 5182円
50歳 6579円
60歳 9592円
具体的な保障内容は下記のとうりです。
30歳女性日額5000円のケースです。
<入院給付金>
入院すると1日5000円を支払い
1入院180日が限度、通算1000日。
<女性疾病入院給付>
女性特有の病気・すべてのがんでの入院の場合
5000円が上乗せ 日数限度は同じ
<入院一時金>
1入院につき10万円、何度でもOK
<手術給付金>
1回の手術につき20万~2.5万円
手術のランクに応じてお支払いします
<通院給付金>
入院してのちの通院一日につき5000円
<死亡保険金>
300万円
<生存給付金>
3年ごとに75000円
<先進医療給付金>
通算2000万円まで先進医療技術料
1入院の日数限度が180日と
長いのは安心かもしれません。
それと、
最大の魅力が生存給付金=ボーナスですが
積立部分があるため保険料は高いです。
フェミニーヌ ひまわり生命 評判2
ボーナスよりもがん保障・死亡保障に注目
フェミニーヌのセールスポイント
生存給付金=ボーナスに
焦点をあててみましょう。
上記のケース、30歳日額5000円で
シミュレーションしてみます。
3年ごとに75000円の
給付金が受け取れますから
75000円×5回=375000円。
15年間の保険料支払総額は
5094円×12ヶ月×15年=916920円
生存給付金を差し引いた実質保険料は
916920円-375000円=541920円
になります。
同じひまわり生命の終身医療保険
新健康のお守りと比較してみると…
<新健康のお守り>
30歳女性 日額10000円 女性疾病5000円
先進医療特約付き 月保険料3472円
こちらを選んで15年間支払ったとして
3472円×12ヶ月×15年=624960円
※終身保障なのでこの先も保険料は変わらず。
この保険料の差をどう感じるかは
人それぞれかもしれません。
保障の内容や期間も違いますから
同じ土俵での比較にはなりませんが
生存給付金=ボーナスは
それほどお得なものでないことは
ご理解頂けるのではないかと思います。
保険の仕組みとしては、上記のケースだと
月3000円弱のカケステの医療保険に入る。
別途、月2000円強の積立をする。
これと同じだと思って頂いて良いでしょう。
率の良い利息がつくわけではありません。
それよりも、
フェミニーヌには医療保障のみでなく
がん保障・死亡保障もついています。
むしろ、
こちらの方が大きな特徴です。
一般的に、
独身の20代~30代の女性には
高額な死亡保障は必要ありません。
結婚して母親となったとしても
家計の柱にでもならない限り
数百万の死亡保障で間に合う。
そうお考えの方も多いでしょうから
フェミニーヌのみで他の生命保険はいらない。
こんな使い道も十分にありです。
もうひとつ、
医療保険は1入院60日が基本保障
というのが多いです。
フェミニーヌは
1入院180日まで保障してくれ
長期の入院にも対応出来ます。
また、
三大疾病での入院に関しては無制限です。
長期の入院が心配で備えておきたい方には
心強い保障ではないでしょうか?
フェミニーヌ ひまわり生命 評判3
実は最大の特徴は15年更新定期医療保険
注意点として、
フェミニーヌは終身保障ではありません。
15年更新の定期保険です。
ですから、保障は一生涯は続かず
15年ごとに保険料はあがります。
長期間の保障を考える方には向きません。
定期型の医療保険にも
良いところはたくさんあるのですが
どこかで見直しすることを前提に
検討・加入されることをお勧めします。
もうひとつの注意点としては
がんの保障があるとお伝えしましたが
「がん診断一時金」はつきません。
すべてのがんでの入院に対して
入院日額は上乗せされるのですが
がん治療費用の捻出には心もとないです。
がんへの備えをしておきたいのであれば
他の選択肢か別途ガン保険を
検討された方が安心でしょう。
フェミニーヌ ひまわり生命 評判4
使い方によっては高いコスパを発揮する
人気のある女性専用の医療保険ですが
どなたにでもお勧めか?
そう問われればそうではありません。
最大の売りになっている
生存給付金=ボーナスに関しては
意見のわかれるところではないかと思います。
決してお得なシステムではないのですが
貯めようと思っても貯められない。
予期せぬ?お金が下りてくるのは嬉しい。
このような声は少なからず聞いてきました。
損とか得でなく好みで
判断していいのではないでしょうか?
ボーナスよりも、この保険の特徴は、
15年更新の定期保険という点です。
更新型の定期保険は将来保険料があがる等
デメリットばかりが強調されがちですが
保険料が割安とのメリットもあります。
生存給付金の陰にかくれてしまいますが
純粋な保障部分は内容を考えれば
保険料は安いです。
最も保障が必要な期間、
例えば子育て期間終了まで
比較的安い保険料で
保障を充実させておきたい。
15年後、医療保障を見直すを前提に
このようなニーズに応えることができます。
この保険とは15年間のお付き合い。
そのような使い道が良いかもしれません。
終身医療保険とて時代の流れに沿い
中途見直すケースがほとんどですから。
仮に、病気等をされて
最悪?新しい保険に加入できなくとも
更新することは可能です。
定期保険こそ
提案する人の姿勢と能力が問われると
常々感じてきました。
フェミニーヌに限りませんが
商品の個性を生かすも殺すも
あなた次第、もしくは提案する方次第です。
最後に女性疾病保障は必要か?
必要でないか?
を綴り記事を〆ようと思います。
理論・理屈の上からすると
女性疾病保障はなくても困りません。
その理由は女性特有の病気で
入院手術があったからといって
治療費用が多くかかることはないからです。
だからと言って、
「女性疾病保障は無意味なコストだ!」
そうも言い切れません。
「女性疾病保障があるから
出産に安心して臨むことができた」
「乳がん・子宮がん・子宮筋腫etc.
女性疾病保障があったから費用を気にせず
前向きに治療に専念できる」
「女性疾病保障で余分に?お金が下りた」
「迷惑や心配負担をかけた周囲に
なんらかの金銭的なお礼ができる」
感情論に訴えるわけではありませんが
営業現場にいるとき
このような声を多数いただきました。
そうゆう意味から
女性疾病保障に大いに存在意義が
あることに間違いはありません。
単に金融商品として以上の価値が
生命保険にはあると信じています。
あなたが何を憂い何に備えたいのか?
何を守りたいのか?誰を守りたいのか?
この答えは人それぞれです。
ご自身でこれらを十分に考えてみる。
将来設計を含めイザという時のことを
ご家族で話し合ってみる。
それらを引き出してくれる
保険マンらとお付き合いをしてみる。
それをしてみることは
保険選びの枠を超えた大きな価値を
あなたとご家族に
もたらしてくれることでしょう。
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