メディカルキットラブ 東京海上日動あんしん生命の評判 長期のガン入院に対応できる引受基準緩和型医療保険
東京海上日動あんしん生命では
(以下、あんしん生命と略)
メディカルキットという
医療保険を主力としています。
「メディカルキットラヴ」は
その引受基準緩和型医療保険です。
引受緩和型医療保険、
いわゆる「誰でもはいれる医療保険」も
複数社が散り扱うようになりました。
今日は、この保険の特徴やデメリット、
どんな人が選ぶべき商品かを
考えていきたいと思います。
メディカルキットラブ あんしん生命の評判1
無難で標準的な引受緩和型医療保険
パンフレットや会社HPから
特徴を拾ってみました。
「メディカルKitラヴ」の特徴
・がん長期入院日数対応
・入院日額3,000円から指定可能
・契約年齢は20歳~75歳
オーソドックスな入院、手術に対応した
引受基準緩和型医療保険になります。
保険料はどうなのでしょう? 男性 女性
20歳 5,586円 6,416円
30歳 5,946円 6,366円
40歳 7,236円 6,976円
50歳 9,106円 8,716円
60歳 11,956円 11,546円
・入院日額1万円
・先進医療特約付き
・保険期間、支払期間は終身
特約は先進医療特約と
がん入院支払日数無制限特約のみ。
通常の病気、けがの1入院が
60日か120日を選択する仕組みです。
長期化する可能性を考慮したがん治療に関しては
無制限の特約を追加することが可能です。
メディカルキットラブあんしん生命の評判2
がん入院の支払い日数が無制限にできる
もう少し詳しく保障内容をみてみましょう。
主契約の保障内容
項目 内容
疾病入院給付金 支払限度60日型・120日型
災害入院給付金 通算支払限度1,095日
手術給付金 入院中:入院給付日額×10倍
(外来)の手術:入院給付日額×5倍
放射線治療給付金 入院給付金日額×10
60日間に1回給付限度
特約の保障内容
・先進医療特約(引受基準緩和型)
先進医療の技術料 通算2,000万円限度
・がん入院支払日数無制限特約
悪性新生物および上皮内新生物で
入院支払日数無制限
メディカルキットラブは
放射線治療を受けた場合入院日額×10倍の
「放射線治療給付金」が受給出来ます。
日額5000円だと5万円。
10000円だと10万円。
また、オプションですが、
「がん入院支払日数無制限特約」
を付加することにより
がんによる入院を支払い日数無制限で
保障することができます。
この二点が大きな特徴でしょう。
がんによる治療や入院は
長期化することが少なからずありますから
これらにメリットを感じる方は
いらっしゃるのではないでしょうか?
但し、
他社の引受緩和型医療保険と同じく
契約から1年以内の支払いは50%になります。
メディカルキットラブ あんしん生命の評判3
告知項目が他社よりも多いが…
メディカルキットラブの特徴のひとつとして
告知項目が他社よりも多い点があげられます。
具体的には、
過去5年以内に関しても同社が指定する
病気による治療行為の有無を確認します。
こちらに関しては他社に比べて
対象の範囲が広くなっており、
告知のハードルは高いと言えます。
これは決してデメリットではありません。
特徴であり個性です。
引受緩和型医療保険に限りませんが
医療保険の引き受け基準は各社まちまちです。
告知項目が多いほど、診査をしています。
言い方は良くないかもしれませんが
問題のある方をふるいにかけています。
ですから、
保険料は理論上は安くできます。
告知項目を確認せず
目先の保障と保険料のみで
高い?安い!を判断すべきではありません。
メディカルキットラブ あんしん生命の評判4
この保険はどんな人にお勧めか
健康状態に問題があり
通常の医療保険に入れない方で。
病気やケガの保障を希望しながらも
ガン入院を厚くしたい方にお勧めです。
また、引受緩和型医療保険は、
終身払いしか選べないケースが多いのですが
この保険は65歳払込終了も設定できます。
年金生活になるまでに
保険料の支払いは済ませておきたい。
このような要望を持つ方は少なくなく
そういったニーズも満たすことができます。
特筆すべき変わった保障はありませんが
大きな欠点や不満点もなく
標準的な引受緩和型医療保険と言えます。
他社の引受基準緩和型医療保険と
同じような条件で比べてみると
保険料はやや高めかな?
そんな印象は受けますがこの程度の差は
気にならない人も多いでしょう。
それと、先にも触れましたが、
告知のハードルは高いです。
告知数が3種類で、
過去の入院手術の有無が
2年間遡ります。
引受緩和型医療保険を検討している方は
面倒くさがらず
複数社申し込んでみるのが良いでしょう。
あんしん生命では「Rシリーズ」という
保険料が払い戻されるタイプがあります。
会社としてはRシリーズの
「メディカルKitラヴR」に
力を入れる戦略のようです。
「メディカルキットラブR」へ
意識を促す役割をしているのかな?
そんなふうにも感じられました。
メディカルキットラブに限りませんが
今まで医療保険に入れなかった方からすると
引受緩和型医療保険の登場は朗報です。
ですが、
「どうしても入らなければならない」
というものでもありません。
また、特に通信販売等で、
通常の医療保険に入れるのにもかかわらず
引受緩和型を選んでいる方も散見されます。
病気やケガでの入院・手術費用への備えは
医療保険だけが手段ではありません。
貯蓄で対応することも良策です。
不測の事態に備え
何をどのくらいどんな手段で
準備しておけばよいのか?
まずはそれを考えてみることが
良い保険選びの第一歩です。