セコム損保のがん保険「自由診療保険メディコム」評判の高さを斬ってみる
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今日はセコム損保のがん保険、
自由診療保険メディコムを記事にします。
保険関係者の間ではかなり人気のガン保険です。
その人気の秘密はなんでしょうか?
かかったがん治療実費を
原則として全額保障してくれます。
それも、健康保険の3割負担だけでなく、
健康保険が適用されない自由診療や
先進医療の治療費までもです。
つまり、
1,000万円を超えるようながん治療にも
対応できる保険なのです。
このガン保険には、
抜きんでた素晴らしい点があります。
反面、いくつかの注意点もあります。
セコム損保「自由診療保険メディコム」
に加入する前に知っておくべき
ポイントをまとめてみました。
セコム損保 自由診療保険メディコム
評判1・セコム損保って聞いたことないけど…
はじめに会社の話をしておきましょう。
セコム損害保険は警備保障で有名な
セコムグループが運営する損害保険会社です。
聞きなれない保険会社かもしれませんが
1998年より営業をしています。
前身は東洋火災という会社でした。
勿論、堅調で優良な保険会社です。
損害保険会社のがん保険なのですが
実費を保障する発想は損保ならではですね。
さっそく、自由診療保険メディコム
(以下メディコムと略)
をみていくことにしましょう。
パンフレットから一部を抜粋すると
・保険(払込)期間:5年更新
・入院日額:実費分
(先進医療・自由診療も含む)
・がん治療給付金:100万円
契約年齢 男性 女性
20歳 1,340円 1,510円
30歳 1,430円 1,920円
40歳 1,930円 3,350円
50歳 4,460円 5,460円
60歳 8,310円 6,080円
70歳 15,550円 8,190円
※2018年5月現在の保険料です。
このがん保険は定期保険です。
そして、5年更新です。
保障が優れているので保険料は高め?!
定期保険ですから、
契約時の内容がずっとは続きません。
注意が必要です。
保障内容も一例をパンフからあげてみました。
保障プラン(男性・30歳加入時)
項目 保障内容
【保険料】 1,430円
【主契約】
がん診断保険金 100万円
(3年に1回を限度)
【主契約】
・5年毎に1,000万円まで保障
がん外来保険金 ・通院日数無制限
(診断確定されたがんの治療目的のみ)
【主契約】
・罹ったがんの治療費を無制限に保障
がん入院保険金 ・入院日数無制限
(診断確定されたがんの治療目的のみ)
これだとわかりづらいと思いますので、
次の章から特徴メリットデメリットを
解説していきますね。
セコム損保 自由診療保険メディコム
評判2・自由診療費まで実費負担してくれる!
メディコム・メリット1
自由診療費まで実費負担
メディコムの最大の特徴は、
「かかったがん治療費を保障してくれる」
です。
実費として負担した医療費が
そのまま返ってきます。
つまり、
どんなに高額な医療費がかかろうが、
お金の心配をせずガン治療が受けられます。
健康保険の自己負担分だけではありません。
健康保険が適用されない自由診断や
先進医療を含めた実費分を負担します。
かなりの高額治療にも対応できる!!
これがメディコムのメリットなのです。
1,000万円以上の高額治療費を
保障してくれた例もあるそうです。
がん診断保険金として
100万円も受け取れます。
さらに、増えつつある通院治療も
5年毎に1,000万円まで保障してくれます。
これは心強く頼りがいがあります。
現実問題、一般的なガン保険ですと
治療費が高額になってくると
カバーしきれないケースもあります。
「お金の心配なくガン治療に最善を期したい」
このようなニーズに対して
応えきれる保障内容になっています。
現在、
この分野においては群を抜いている
そう言っても過言ではないのでは?
メディコム・メリット2
がん診断保険金の条件が良い
メディコムには治療実費負担の他に
「がん診断保険金」があります。
がんと診断確定されると
一時金として100万円が受け取れます。
メディコムは、
この診断一時金受給の条件が緩い。
これはある意味非常に使えます。
がん診断一時金の
受け取りやすさは下記のとうりです。
1、悪性新生物だけでなく
上皮内新生物も同額保障
2、一時金で100万円が何回でも貰える
(3年に1回が限度)
3、2回目以降も診断確定のみでOK
特に3、に注目です。
2回目以降は入院や手術が条件。
現在はこのようなガン保険が多いです。
ガンでも入院なし(特に2回目以降)
とのケースが増えていますから
診断確定で100万円が貰える。
これは大きな安心感とお得感がありますね。
セコム損保 自由診療保険メディコム
評判3・5年ごとに保険料があがってしまう…
自由診療まで含めてかかった実費を
全額負担してくれる。
画期的なガン保険メディコムですが
デメリットはないのでしょうか?
ここでは注意点をあげておきます。
メディコム・デメリット1
5年ごとに保険料があがる
メディコムは終身保険でなく定期保険です。
ですので保障は一生は続きません。
「5年間」です。
つまり、
5年の更新ごとに保険料が上がっていきます。
60歳を過ぎる頃にはかなりの保険料に。
一例を出します。
男性・30歳で加入した場合の保険料は
月々1,430円ですが、70歳の更新時では
保険料が15,550円まで跳ね上がります。
一生付き合う保険というよりは
大切で重要な短期間の保障と割り切り
利用するのが良さそうです。
メディコムデメリット3
治療が保障対象外の病院の可能性も
この保険は自由診療による治療費も
保障の対象となりますが条件があります。
それは、
「当社が認めた医療機関であること」
です。
当社が認めた医療機関とは、
厚生労働大臣により指定を受けている
「がん診療連携拠点病院」
または、
「当社が認めたそれに準する医療機関」
となっています。
すべての自由診療が
対象になるわけではありませんから
注意が必要です。
メディコム・デメリット3
差額ベッド代は対象外
長期の入院に対応できるメディコムですが
差額ベッド代は対象外です。
利用した場合はその分だけ自己負担です。
実費分を保障してくれる保険なので
差額ベッド代が対象外になっているのは
いただけないかなと感じるのですが…
メディコム・デメリット4
診断一時金が3年に1度が限度
現在、がん保険の診断一時金は
各社2年に1回を限度が主流です。
メディコムは3年に1回が限度です。
現実問題、
3年の間に2度ガンになるということは
そうそうないことだと思います。
個人的にさしてデメリットとは感じませんが
あえてあげさせて頂きました。
セコム損保 自由診療保険メディコム
評判4・どんな人が選ぶべきガン保険なのか?
自由診療費まで実費負担してくれる。
数千万円の高額治療でも対応できる。
これは他のがん保険にマネできません。
大きな魅力と存在価値のある保険です。
ガンになったときお金の心配をせず
最高の治療を受けスムーズに現場復帰したい。
あるいはしなければならない。
子育て世代・働き盛り・現役の経営者等が
比較的短い期間でもいいので
ガンに対する備えを厚くしておきたい。
ガンの高額治療には万全に備えておきたい。
このような方にとっては
利用価値は大いにあるガン保険です。
若い時代の保険料を割安に抑えるという
定期保険のメリットを存分に生かせます。
すでにガン系の保障を持っているが
一定の期間保障を上乗せするのにも
使い勝手は良いでしょう。
逆に、
長期間利用すべき保険ではありません。
60代以降の保険料はかなり高いです。
老後やシニア生活を守ることが目的の
ガン保険としては魅力薄です。
ガン保険に限りませんが、
定期系の保険は使い勝手は良いのですが
一歩間違えると浪費になりかねません。
定期保険の使い方に精通した
保険マン・FPetc.に
中立公平お客様目線で接してもらえるか?
もしくはご自身で自信を持って
選び使いこなせるようになるまで
情報収集をしてみるか?
この保険の付加価値を引き出し
有効活用できるかは
そこがキーになるのでしょう。
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