CMが評判のアフラックの給与サポート保険 家を建てた人は入ったほうがいいんだろうか?
CMで見かけるせいでしょうか?
アフラックの「給与サポート保険」
お問い合わせが多い保険の一つです。
「働けなくなった時の
給与をサポートしてくれる!」
この一言はインパクトがありますね。
関心を持たれた方も
多いのではないでしょうか?
いざ、病気やケガで
働けなくなったときのことを考えると
何よりも必要な保障なのでは?
そう感じるのはあなただけではありません。
ですが、
このタイプの保険(就業不能保険)を
必要とする人はどのような方なのでしょう?
ご自身やご家族にとって本当に必要な保障か
判断の材料になればとアフラックの
給与サポート保険を記事にしました。
給与サポート保険 アフラック 評判1
入院のみでなく自宅療養中も保障してくれる
はじめにポイントを箇条書きにします。
・入院のみでなく在宅療養も保障
・給付金は長期と中期にわかれる
・早期回復も6回分の給付金は支給
・無料で専門のカウンセリングが受けられる
・精神疾患系は保障できない
・保険料は安い?高い?
パンフレットから保険料の一例です。
・給付金月額:
短期保障5万円+長期保障15万円
・保険期間:65歳
年齢 男性 女性
20歳 2905円 2860円
30歳 3680円 3560円
40歳 4175円 3880円
50歳 4935円 4245円
どのような保障なのかと言うと、
「病気やけがで、働けなくなって、
就労困難状態が、60日以上継続した」
医師によってそのように診断されたときに、
月額で給付金が受け取れる保険です。
給付金が支払われる就労困難状態とは
障害等級1級、2級くらいの状態で
簡単に受け取れないレベルと思って下さい。
給付金の内容
短期回復支援給付金:5~20万円
長期療養支援給付金:5~40万円
1万円単位で設定が可能です。
契約の際、
短期回復支援給付金と長期療養支援給付金
月額をそれぞれ設定します。
両方、同じ金額か、
長期の方を大きくしないと契約できません。
この短期と長期については
後ほど説明させて下さい。
就労困難状態が60日を超えた時点で、1回~6回分として、一律6ヶ月分を短期回復支援給付金として受け取れます。
給付は、一括ではなく、毎月額年金形式で受け取る形です。
月額10万円で契約していたのなら、
6ヶ月分なので、10万/月×6回として
⇒計、60万円になります。
7ヶ月目から17ヶ月目については、就労困難状態が続いていれば
毎月、給付金が受け取れます。
18ヶ月目以降も、
基本的な給付条件は同じですが、
短期と長期で別々の金額を設定なら、長期の金額を受け取ることになります。
保険期間は、
60歳満期か65歳満期。
満期まで1回も「長期療養支援給付金」
を受け取っていなければ、
「長期給付無事故支払金」として、
長期の1ヶ月分が受け取れる。
およそこのような保障内容です。
給与サポート保険 アフラック 評判2
医療保険でカバーできない部分を保障できる
まず、この保険の良いところは、
入院中だけでなく在宅療養の場合も
保障してくれる点です。
医療保険ではカバーできない部分を
保障してくれるのが就業不能保険。
但し、60日間は支払対象外であったり、
特定の障害状態に該当しなければならない等
条件は厳しい一面があります。
給与サポート保険の給付金は
短期と長期にわかれます。
これは公的保障である「傷病手当金」
を意識しているからです。
サラリーマンはケガや病気で休むと
健康保険から傷病手当金が1年6ヶ月間
受け取れるのです。
ですから、就業不能状態の1年6ヶ月間は
給付金は少なくても良いのでは?
と考えることができます。
そのため、
17ヶ月目までの保障については
少ない金額にする。
公的保障が切れる18ヶ月目からは
大きな金額を受け取れるようにする。
このような契約が可能で
「なるべく保険料を安くしたい」
という声に応えています。
給与サポート保険のメリットの一つが
短期間の就業不能状態でも
6回分の給付金は受けとれるという点です。
60日間の支払対象外期間はあるのですが、
例えば、給付金月額が10万円とすると、
就業不能状態になったが3ヶ月で回復した。
この場合、
10万円×6ヶ月=60万円を
受けとることが出来るのです。
基本、就業不能保険は
長期の就業不能に備える保障とは思いますが
ここはなかなか良いと思いました。
アフラックは、
多くの商品で健康や医療に関して
無料で相談できるサービスを付けてくれます。
給与サポート保険では、
以下のような相談を基本、無料で利用することが出来ます。
会社HPから抜粋転記しました。
?メンタルヘルスに関する相談
・メンタルヘルス電話相談サービス
・メンタルヘルス面談サービス
?障害年金や傷病手当金などに関する相談?
・障害年金電話相談サービス
・社会保険労務士紹介サービス
・傷病手当金電話相談サービス
・就労復帰に関する窓口のご案内
?病気やけがの治療に関する相談
・セカンドオピニオンサービス
・治療を目的とした専門医紹介サービス
・24時間健康電話相談サービス
このような、
健康相談サービスを、
基本無料で使うことが出来ます。
いざ、困った状況になると大切なのは
お金もですが情報ではないでしょうか。
使える助かるサービスと言えます。
給与サポート保険 アフラック 評判3
受給の条件は厳しい、精神疾患は対象外
この保険には注意点はないのでしょうか?
二点注意して欲しい箇所があります。
一つ目に、
給付金受給の条件がかなり厳しいです。
アフラックの定める、
「就労困難状態」にならないと、
給付金が受取れないのですが、
この「就労困難状態」の認定が、かなり厳しいのです。
目安としてですが、入院するレベルが、
障害等級1~2級レベルでないと
対象になりません。
二つ目に、精神疾患系での就業不能は対象外。
長期休職は精神系の疾患が原因とのケースが
多くメンタル系で使えないのは不安材料です。
もうひとつ、
保険料が高いのか?安いのか?
意見のわかれるところではないかと。
保障内容と金額設定を考えると
ライバルと比べやや高いのではないかな?
私の個人的な印象です。
給与サポート保険アフラック評判4
誰にでも就業不能保険は必要なのだろうか?
「万が一」のときに
最も重要な保障のようにも思えますが
必要とする方はそう多くないと感じます。
なぜなら、
前述しましたが、サラリーマンの場合は
傷病手当金があるからです。
そして、傷病手当金が途切れる
18ヶ月以降も就業が出来ない状態が続く場合
障害年金に該当するケースが高い。
会社員の方は費用対効果を考えると
超長期の医療保障も含め就業不能保険は
必要ないのではと思えるのです。
その分、貯蓄にまわし
不測の事態に備える方が
賢明ではないかと。
会社員は
就業不能保険に入ってはいけません
との意味ではありませんが…
逆に、自営業、それも現在、
貯蓄等が乏しい方は心配であれば
備える必要があるかもしれません。
給与サポート保険を含めた
就業不能保険が必要かどうか?は
あなたの現状や将来設計、お考えによります。
それによって高い出費にも
安い出費にもなりえます。
どの保険この保険にするしないよりも
自分で間違いのない情報収集ができるか、
どんな人に相談をするかが重要なのでしょう。
コンサルする方の能力と姿勢が
問われる保険のひとつです。
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