スーパー介護年金プランⅤタイプ アフラックの評判 積立しながら介護保障もしてくれるって本当!?
アフラック(アメリカンファミリー)
と言えばガン保険・医療保険が有名ですね。
ガン・医療保険専門の保険会社のように
思われていますが、死亡保障や年金保険、
実は多岐にわたる保険商品を扱っています。
そのアフラックが
介護への保障として販売しているのが
スーパー介護年金プランⅤタイプ。
会社のホームページをみると
「掛け捨てではありません」
と記載があります。
商品名には「年金」とありますから
年金積立としても活用できるのでしょうか?
そんな質問をいただくこともありました。
今日はスーパー介護年金プランⅤタイプが
(以下、スーパー介護Ⅴと略)
どのような保険なのか?どんな人にお勧めか?
確認してみたいと思います。
スーパー介護年金プランⅤアフラックの評判1
オーソドックスな介護年金ではあるのだが…
スーパー介護年金とは
どんな保障内容なのか
商品をみてみましょう。
・基準介護年金額 60万円
(所定の介護状態になると年間60万円支給)
・保険料払込期間 終身
保険料
20歳男性 3420円(4272円)
30歳男性 4224円(5304円)
40歳男性 5478円(6870円)
50歳男性 7554円(9468円)
60歳男性 11298円(14412円)
( )は女性
簡単に言ってしまうと、上記のケース、
保険料を払い続け所定の介護状態になると
60万円の年金が最大10年間
介護状態が続く限り受け取れる。
このような保障内容で
終身受取プランも選べます。
40歳男性が契約したとします。
5478円×12ヶ月×40年(80歳)
=2629440円
この保険は終身払いしか選べませんが
介護・障害年金受取が始まると
保険料の支払いは免除になります。
80歳で所定の介護状態に該当したとすると
60万円×10年 最大600万円の介護年金受給。
こんなシミュレーションになりますね。
ちなみに平均的な要介護期間は
5年間とのデータがあります。
私も両親の介護を経験しました。
毎年60万円(月5万円)の介護支援費用が
振り込まれるのはありがたい話ではあります。
では、
介護状態にならなかったら
どうなるのでしょう?
65歳等の一定の年齢までは
(死亡保険金額逓増期間と呼びます)
およそ支払った保険料が戻り
それ以降は60万円の終身保障。
これはちょっと寂しいですね…
支払ってきた保険料を原資に
確定年金・一括で受取もできるのですが
返戻率は6割~7割と言うところ。
「カケステになりません」は
間違いではないのですが
貯蓄性商品としては魅力薄でしょう。
スーパー介護年金プランⅤアフラックの評判2
18歳~加入できる介護年金
一般的に介護保障年金は
40歳から加入できるケースが多いのですが
スーパー介護Ⅴは18歳から入れます。
若いうちから介護年金に入りたい!
このようなニーズもなくはないのでしょう。
老齢介護だけでなく
重度の病やケガで若年のうちから
介護生活を余儀なくされる。
レアケースかとは思いますが
「0」とは言い切れません。
それにどうしても備えておきたい!
そのような方には
一つの選択肢になるのかもしれません。
それと、あとで詳しく解説しますが、
スーパー介護Ⅴの介護認定基準は
公的介護保険と連動していません。
見方によるとこれは
デメリットばかりでなく
メリットにもなりえるのかなと。
公的介護保険や他社の介護保障保険では
介護認定は受けられなかった。
けれども、
スーパー介護Ⅴのみは認定され
介護年金を受け取ることができた。
可能性としては薄いと思いますが
このようなケースも考えられる???
と思いました。
スーパー介護年金プランⅤアフラック評判3
給付金受取の条件が狭い、わかりづらい
スーパー介護Ⅴは他社の介護保険のように
公的介護保険の要介護区分が
支払いの条件になっていません。
例えば、
公的介護で要介護3の認定を受けた。
だからと言って
スーパー介護Ⅴ年金受給には
ならないということです。
スーパー介護Ⅴの
介護一時金・年金の受取条件としては
「継続して180日以上の所定の要介護状態」
または、
「認知症による介護状態が3ヶ月継続」
と記載されています。
アフラックの定めている所定の要介護状態は
「痴ほう・認知症」と「寝たきり状態」です。
この状態は公的介護保険の
どの段階に当てはまるのか?
私から明確に回答はできませんが
かなり重度の介護状態と考えて良いでしょう。
介護認定のハードルの高さ。
そして、わかりづらさには注意!!
そう言い切っていい介護年金です。
スーパー介護年金プランⅤアフラック評判4
はっきり言って時代遅れ、厳しすぎる条件
辛口なコメントになりますが
存在価値がなくなりつつある
介護年金であると思います。
昨今の介護保険は
「公的介護保険制度」と連動し
要介護1・2で受給できるものが主流です。
スーパー介護Ⅴも
公的介護連動型を選べるのですが
年金額はかなり少なくなってしまいます。
介護保障のついた年金としても
大きく元本を割れてしまう現在
お勧めはしずらい保険です。
※貯蓄性に関して、
過去の予定利率の高い契約は
この限りではありません。
使い道としては
介護保障プランを選ぶしかないのですが
それにしても認定の条件が厳しすぎる。
どのような方に勧めれば良いのか?
どうしてもこの保険を選ばなければならない。
その理由が私には見つけられません。
この保険に関してはアフラック社に
さらなる改善を期待したいところです。
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